第12回:「食文化を伝えることの大切さ」(伏木先生)
食べ物を目にしたときに、私たちは自分が慣れ親しんできた味付けを想像します。実際に食べてそれが、予想外であったりすると違和感とともに不安感が生じておいしくありません。料理のおおよその味を、これまでの食体験から予想して、これにぴたりと合致したときに、安心感に裏打ちされたおいしさ、すなわち「文化のおいしさ」が感じられます。
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第11回:「人間は、脳で食べている」(伏木先生)
何かを食べて、おいしいと感じる。それは、少し不思議なことだと思いませんか?この「おいしさ」の感覚は個人差も大きく、同じ食べものに対してもしばしば好き嫌いが分かれるため、おいしさは科学的な理解が困難と思われてきました。
しかし、おいしさをいくつかの単純な要因の複合であると考えると、それぞれには一定の科学的な原理が存在する可能性があるのです。
私は、次の4つの項目で「おいしさ」が分類できると考えています。
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